慶良間の磯で修行僧となる

ねじろう

2008年06月21日 19:19

人数が集まらずパヤオをあきらめてのプランBは慶良間で磯釣り。
しかしこの所、フカセで釣れる魚よりも底物に心が移っているネジ、しっかりとジグキャスティングタックルも持っていった。
現在の我が家のお魚需要度は低いのでいろいろ楽しんで旨い魚を少し持ち帰る作戦。
つまり、スルルー&フカセ&ルアーキャストという欲張り作戦だ。(笑)

修行は早起きから始まる。
なんと2時ですぜ、各々方!

荷物一杯持って3時前に○沖に着いたら、車の中でゴキちゃんと前哨戦をやったというたろちゃん発見。

チヌはフナムシで釣れると言うから、ガラサーもゴキちゃんで釣れるかもよ。(笑)
おとーさんも大量の荷物と共に到着。


3時半出港。一路慶良間へ。



速攻船室で仮眠。
気分良し。

慶良間到着。



こんな磯に10グループ位順々に下ろして、ついに我々3人の番。
紺瀬の3番。
時刻6時半。
かれこれ3時間がかり。

先ずは定番、スルスルスルルー。
おとーさんと二人でやるも事件は起こらず。
たろちゃんはガラサー狙い。
こちらも竿先異常なし。

んでフカセ開始。
良いサラシが出ていたので四国のグレ釣り思い出して、この辺でグレが喰うぞぉーとサラシからの払い出しに同調させても、ここは慶良間、グレは喰いません!(笑)

そのうちおとーさんがオンレー(アイゴの一種)を足下で、いつの間にかカゴもガラサーも止めてフカセ始めてたたろちゃんがイケカツオ、グルクンと入れ食いさせてる。

ネジは不発・・・。
さし餌の周りはグルクンだらけなのに、エサがかじられて戻ってくる。
これはグルクンが味見して吐いてるって事だな。

実はこの時のさし餌、古いのから使おうと冷凍してたヤツを使っていた。
フカセ自体が久しぶりだからいつの物やら。
もちろん未開封だったんだけどね。

んで昨日買った付け餌に変えたら、なんと一発で喰ってきた。

グルクンなんてアレですよ、枝が5センチの、餌も付いてないサビキに食い付くような魚ですよ。
それがアータ!多少冷凍焼けしてたかも知れませんがね、チョイとお高くとまっちゃいませんかねってんだ、このヤロー!!

早くこっちの餌使えば良かった・・・・グスン・・・・。

4匹綺麗なグルクン釣ったところで、時合い終了。
ほんの30分位だろうか?

次のミッションへ。(笑)

オヌーのダイワソルティストにソルティガGAMEをつけてジグしゃくりーの、ポッパー引きーのすれども、何も起こらず。
唯一興奮したのは、風で飛ばされたおとーさんの麦わら帽子をミノーで捕獲しようとした時。
ゴルゴ13並みに風を計算してキャストするも穫れず。
残念でした。
おとーさん、今日2つめの帽子ロストです。

フカセの方も潮が変わって事件無し。

おとーさんも打ち込みの泣き所、置き竿にしてるときに限って当たりがあって根ずれという繰り返しだ。

この頃になると上からは“ドーダマイッタカ、これが沖縄の太陽じゃー”的紫外線と、下からは“コレデモカー、これが沖縄の照り返しじゃー”的輻射熱で脳みそはゆし豆腐状態。

気づいたらほとんど写真を撮っていないし、あろう事か食欲もなくなり、昼飯の牛カルビ弁当も喰う気がしない。

久しぶりにやられましたぜ、暑さに。



終了間際に真っ青なゲンナー60センチが足下をウロウロする。
銛持ってたらここから突けるなぁ、と。(笑)

2時、迎えの船に飛び降りるように乗り込む。
船室で寝ようとするが、こらが又脱北者用の貨物船のような(知らんけど)極暑状態で、疲労困憊ながら外の風に当たること2時間半!

今日の修行は終わりを告げた。

えっ?
又行くかって?
行きますとも。

銛もって。(笑)



で、4匹のグルクンですが、2匹ハッピーにやろうとしたけど取りに来れず。



お刺身やら



唐揚げやら



南蛮づけやらになり申した。

おっと忘れてた。



このグルクン達、すべてメスで卵持ってましたな。
煮付けで食すとってもおいしゅうございました。

これで先日のカツオの白子と腹の中で出会えば、カツオ君とグル君のハイブリッドが出来るかも。

ネジもおめでたかぁーーーー!!(笑)




関連記事