2006年12月03日

マーレの受難

マーレの受難

といっても事故とか怪我とかではない。
避妊手術である。
これをするかどうかずいぶん悩んだ。

マーレの子供も見てみたいし、
母となったマーレにも興味がある。

子供を産ませるとする。
ラブは一度に6~10匹の仔犬を産むらしい。
ラブのような大型犬は、子供の社会化のために最低2ヶ月は親の元で育てる必要がある。
ということは、7~11匹のラブをこのアパートで飼い、その間にもらい手を探し、そのもらい手が可愛いマーレの子を育てるにふさわしいか面接をし、所得証明を出させ、絶対に手を挙げたりしませんと誓約書を出させ、もらった後、1ヶ月毎に定期発育報告を義務づけ・・・・・・

なんて言ってたら(言いかねないので)もらい手はないよ。
それより前に今の3LDKではまず無理。
大家さんももともとペット不可だったんだけど、内緒で飼っちゃう人が続出するので、どうせならってんでペット可にしたとのこと。
そこへ、ラブ10匹はさすがにね。
じゃぁ、一戸建てへ。
となると、まぁ、問題がいろいろね。
外人住宅とか探してはみたものの、なかなかいい物件はない。

やっぱり、子供は無理だな、となれば、手術は早いほど良いらしい。
婦人科系(メス系?)の癌なんかは当然防げるわな。
公園でフリーにも出来るし。

で、決心したわけさぁ。

けどね。

本犬にしてみれば、無理矢理腹を切られるわけで。

ごめんね、マーレ。



で、これまでで一番安心できそうな獣医さんのところへお願いしたわけ。
12月2日午後にオペ。
6時に迎えに行く。
思ったより元気だけど、よたよたと歩くし、ご飯もぺろぺろなめるだけ、手に持つとようやく少しだけ食べる。
いつもならご飯の時には、狂喜乱舞、普段は絶対に吠えないマーレがウォンウォンと10回吠える位喜ぶのに。
しかも、休みたくて横になるんだけど、痛みからかピクピクと筋肉がけいれんし、すぐに立ち上がってしまう。
休むに休めないって感じか。

いつもはベランダでおやすみなんだが、今日はさすがに室内に入れておく。
しかし、ベランダの方がいいのかしょっちゅう出て行く。
傷口がほてるのか、冷たいコンクリートに腹ばいになっていることが多い。

ここ2~3日、急に秋を通り越して冬になったらしく、風が冷たい。

寒くないのかい?マーレ。

夜中2時頃に嘔吐。
手術前に散歩したとき食べたと思われる草がいっぱい。

朝、なんとかドッグフードに抗生剤を混ぜて食べさせる。
半カップ位か。
しかし尚、細かいけいれんは続いている。

獣医さんに電話。
痛みのためと思うが、念のため連れてきてくださいとのこと。
夕方まで様子を見ることになる。

1日中、家にいることを想定して、カレー作りのための材料も買ってきていた。
急にぽっかりと予定が空いた。
しかも、気になってカレーどころではない。

で、釣りに行った(笑)。

これくらいしか、今の気分に対処出来る方法はない。
これが上手な防衛機制というものだ。
なにしろこっちは専門家である(笑)
       ↑
・・・なはずなのに、6時に迎えに行った時には、胃はきりきり痛いし、過呼吸でもないのになんだか手はしびれてくるし、しまいには歯まで痛くなってきた。


こちらです。

・・・・・・元気である。

段ボールで作ったホームレスみたいなハウスに入れてもらって、暖かくしていたらけいれんもなかったとのこと。
ご飯もお代わりしましたと。

じゃぁ、寒かったって事?
もちろん痛みはあるんだろうけど。

そうか、自分が一番快適な所へ行くだろうと行かせていたけれど、自分で安静が必要とは分からないわけだから、こちらで考えなきゃいけなかった訳ね。
子供や認知症と同じだわ。

優しいスタッフの皆さんにお礼を言ってうちへ。

で、いつもは車で使うバリケンを室内に持ち込み、タオルケットや毛布を敷いて、暖かくして、扉も閉めてあげた。
傷口をなめるといけないので、ぴぃすけのTシャツを着せて(意外と似合う)やる。

マーレの受難

これで、安心。
マーレの方も安心して休めるはず。
誰かさんの心身症的症状もすっかり治ってビールがうまい。(笑)

夕食。
“ご飯”という言葉は覚えていて、バリケンから出てくる。
喜びの舞こそないものの、ワンと一声。

いつもと同じ量を完食。

もう、大丈夫。

手を取り合って喜ぶ。

家族である。


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