マーレ、がんばれ!!

ねじろう

2007年07月16日 13:25



やはり、書いておかなくてはなるまい。
昨日の朝、7時頃。
強烈に何かを引っかく音に気づき、マーレの寝ているはずのバリケンを覗く。

あろう事か、マーレが泡を吹きながら痙攣している。

人間のてんかんの大発作に酷似。
人間のそれは何度も見ている。

30秒して収まり、再び10秒くらいの大発作。
このまま、発作が続けば呼吸困難で死んでしまう。

幸い、この2回で収まる。

確認すると、尿、便、失禁している。

よだれを垂らしながら立とうとするが、足元が定まらず、フラフラと倒れるので支えてやる。

5分後には足元はしっかりし、いつものマーレに戻ったようだが、そわそわと落ち着かず、部屋中を徘徊している。

かかりつけの獣医さんに連絡して受診する。

ここで色々聞いてみると、レトリバー系にはてんかんは多いとの事。

人間の場合、てんかんと診断する前に、まず何らかの基礎疾患があってその痙攣発作が起きたのではないかと除外診断をする。
例えば脳腫瘍であったり、代謝性の疾患であったり。

それらが否定されて始めて「てんかん」という診断がつく。

それには、MRI、脳波等の検査が必要なのだけれど、沖縄にはその設備はないそうだ。

治療法について聞くと、やはり人間の場合と変わらないらしい。

その後の回復具合からして、なんらかの脳血管障害があるとは考えにくい事、初回発作なので抗てんかん薬は今は投与しないで様子を見よう、ということで意見が一致した。

少し水を飲みすぎるくらいで、食欲も旺盛。



このまま、何事も無く1日が終わると夫婦二人とも思っていた。
いや、願っていたというほうが正しいだろう。

しかし、夕方6時半、ベッドの上で痙攣しているマーレが居た。

朝と全く同じ大発作である。

診療を終えていた獣医さんになんとか連絡を取り、抗てんかん薬、フェノバルビタールをもらってくる。
人間においては第一選択剤ではないが、そんな事言ってはいられない。

水薬にして吸収を早くしてくれていた。

元気に夕ご飯とともに飲む。

特にふらつくということも無いが、やはり多飲多尿ではある。

いつもはベランダに置いているバリケンを家の中に入れて、作夜は眠った。

夜中に1度おしっこに出しただけで、発作も無く無事に朝を迎えた。

朝の散歩も元気に行き、犬仲間と走り回った。

食欲も相変わらず旺盛。


とはいえ、しばらくは要注意の時期が続く。

昨日はネジが息抜きに1時間海へ。
今日はぴぃすけが息抜きにジムへ行っている。

こんな時は、強いのさ、俺たちは。(と言ってみる)

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